2008年1月31日木曜日

恥じかいてなんぼ

今日映画祭で、ペドロ・アルモドバルと思われる人をまた見ました。
前回は空港で見ただけだったので、
映画祭で見るとなると可能性は高まります。
しかも、彼は自分のビデオカメラまで持っていて、
オランダ人の女の子達と絶対にペドロだよね、と盛り上がりました
( ´д)ヒソ(´д`)ヒソ(д` )* スペイン語話してるしね。

そして気になって仕方なかったので、僕は直接聞くことにしました。

”ずっと聞きたかったのですが、ペドロ・アルモドバルですよね?”
”違います”

ヽ(´A`)ノ !!!

そう言えばあんま似てない気がすると突然言い出す、アンナ。
映画祭での人間関係なんてそんなものです。

他にもっと大事なことがあった気がしますが、
またにします。

では、おやすみなさい。
無性に親子丼が食べたいです。

2008年1月27日日曜日

nichiyo no asa

最近時差ぼけが甚だしく、
おとといは2時間睡眠で8時間映画を観て、
昨晩は22時から1時まで寝て、そして7時まで
MTVの不眠症の人へ向けた番組を見ました。
結局12時まで寝てしまい、友達との約束を完全にすっぽかしました。
ごめんなさい。

家に何も食料がなかったので、
自転車をこいでカフェに行くことにしました。
ふと見ると学生寮の扉のガラスが石で割られていました。
先日は、大量の血も残されていました。
始終静かなのに外では意外と熱いことが繰り広げられているようです。

カフェには映画祭関係の人、首からIDを下げている人を多く見ました。
映画館から外に出ているのだから、そのIDはいらないのではと思いつつ、
僕もちらりとかばんからIDをのぞかせたりしました。
なんとなく町がうきうきしている感じがします。
砂糖入れを見ると、スプーンが直角に突き刺さっていました。
文化の違いを感じるのはこういう時です。

ダイエットコーラとアボガドベーグルと、
ミントティーとブラウニーを食べてお財布から
札が消えました。

家に帰ると、普段あまり話さないルームメイトが
"今日は僕の誕生日だよ"
と教えてきました。
セーターから襟を出してはにかむ19歳。
僕は19歳の誕生日は何をしていたかなぁ、
とメランコリーな気分に浸ってみましたが、
タイの地下鉄でガイドブック通りの手口で
おかしな女に声をかけられていたことを
思い出しました。
詐欺の割に、シャイな人でした。

写真はルーブルで見つけた天使のおしり。

2008年1月25日金曜日

映画祭



昨日は、ロッテルダムフィルムフェスティバルのボランティアに行ってきました。
チケットをチェックして、あとは席に座って映画を観るという重労働なので
なかなか疲れました。あと7回くらいやります。
観たものは、二つともドキュメンタリーで中国とタイのもの。
中国のやつは、おばあさんが3時間ぶっ続けで文化革命についてカメラの前で話すというかたち。
ライトも使わないで、おばあさんに話しをさせるだけで映画祭にやってくるなんて、
すごいスキルを持った監督なのかもしれません。
中国人の監督達は座ってはいけない席に座ってしまい、マネージャーが英語で説明しても分からないので
僕に助けを求めてきましたが、残念ながらです。

横に座っていた27年前にオランダに移住して来た中国人のおばさんと少し話したのが面白かったです。
オランダでは、香港系中国人が本土の中国人よりも先にオランダに来たため、
大分権力の差があるらしいです。
オランダで成功する中国人は極一部で、多くの人が売春、皿洗いなどにまわされるようです。
ちょっと極端な話しの様な気もするので、
もっと話したかったのですが、あまりにドキュメンタリーが退屈だったらしく
そのおばさんは上映中に帰っていきました。

夜の12時までドキュメンタリーを観て、
その後は映画館にあるクラブで踊りまくりました。
オランダ人の子と、おごり合いというか、
お互いに相手の飲み物を交互に買い合うというのを
何度かして酔っぱらいました。
結局同じなのだけれど、若干得した気分になるのが危険です。

みなさん健康で。

2008年1月24日木曜日

get over it

おっと、わたくしただ今
ホームシックな気がします。
敢えて名前をつけるならそんな感じです。

なんなのでしょうか、この脱力感。
別にどうでも良いと言うか、
さっさと時間過ぎてくれないかしら的な。
今日のインターナショナルパーティも、
blablablaって感じでした。


別に日本の何が恋しくてというわけではないのですが。
耐えるしかないよね。
それが一番現実的です。
関係無いけれど、僕は大学2年生から
他の人も色々な問題を抱えて、乗り越えようとがんばっている
ということを学びました。あほです。
そして、明日から始まるロッテルダムフィルムフェスティバルの
ボランティアに体力を使うのです。
そして、2月から始まる授業をきちんとこなし、
14日から佐和子がオランダに来て、カフェでまったりしてetc
一緒に日本に帰って姉の結婚式に出席するのです。
そしてオランダに帰って残りの約4ヶ月間楽しく過ごすのです。

オランダで暮らしていて
特に問題は無いです。実はだいたい楽しいです。
ただ、今までで辛かったことは、最初の1ヶ月目。
そして、家を探していた12月の始め。


どの二つもとても大切だった。
だからこれを乗り越える必要があります。

先日空港から電車に乗った時、
スペインの映画監督、ペドロ・アルモドバルを見た気がして
仕方がありません。
話しかけようかなと思ったけれど、
もしそうでもなんだかめんどくさいなという
ひねくれた結論に至りやめました。

東京は雪が降ったみたいね。
オランダは地球儀で見る感じよりも
寒くありません。

みなさん、心身健康で冬を乗り切りましょう。

てつや