2008年6月24日火曜日

念願のイタリア

イタリアの、ローマ、フィレンツェ、ヴェニスに行ってきました。
イタリアは素晴らしい、という大きな期待を持って行ったせいか、
あまり感動する旅行ではありませんでした。
感覚がおかしくなっている。
イスタンブールで大分心を揺さぶらせたので、心もそこまで頻繁に
揺れることはできないのでしょう。

ただし、ローマには計り知れないほどの歴史がありました。
そして、僕はイタリアでビルを一つも見なかった。



コロッセオの場所を道を歩いていたおじさんに聞くと、
遠いのにわざわざ歩いてその場所まで連れて行ってくれた。
そして、コーヒーをおごってくれた。
僕の相当やばいイタリア語と、おじさんの相当やばい英語で
意思疎通をし、お互いが何者なのかはなんとなく分かりました。

道を歩いていると、ウクライナから来た観光客の男に話しかけられ、
一緒にどうでも良いことを話しながら歩いていた。
すると、イタリア人の男二人が来て、警察だから、パスポートを見せろと言う。
ウクライナが見せるので、僕も見せる。
おー、日本人か、と笑顔で言われる。
今度は、コカインを持っているかもしれないから現金を見せろという。
ウクライナが見せるので、つられて僕も札束を見せる。
現金を返すと、今度はクレジットカードを見せろという。
ここでさすがに僕も気付いて、誰?と聞くと、
警察だよともごもご言いながら、あっさり諦めて僕を解放。
逆に心配になった。
現金もって逃げられなくて良かった。
というか、そのウクライナの男達も一味でしょう。
イタリアアクセントがないからあっさりやられました。
その場にいると分からないものですね。

ローマは感じ悪いので、フィレンツェに移動。
ホテルを予約してなくてどうしようかと思っていると、
駅で中国人の男女に出会い、そのまま彼らが泊まる中国人専用の
ユースに付いて行く。
みんなかなり親切。
朝食が、ビニール袋に入ったチキンヌードルで、
中国人達はみな必死に完食。
中国人って麺似合いますね。
しかし、ユースの窓から石けんを落とし、
また歯ブラシが無くなりました。
そんなに歯ブラシが珍しかったのでしょうか...
フィレンツェはあまりパワーが無く、
ほっとできる町でした。


この橋、良く分かりませんが、相当古いです。
浅い人間ですみませんが、かなり古いらしいです。
フィレンツェあたりから、中国人に中国人と間違われ、
日本人に韓国人に間違われ始めるという事態に陥りました。

アイデンティティーを失ってきたので、ヴェニスに移動。
映画、ヴェニスに死すが大好きなので期待していましたが、
映画の面影はどこに...
いや、しかし運河の町でイタリア人がボートを乗り回し
雰囲気抜群でした。



ヴェニスではイタリア人の友達がピザをごちそうしてくれて、
しばし感動。そして、ティラミスの意味を聞いてさらに感動。
イタリア語で元気が出るという意味らしく、
オランダで気分が落ちた時はいつもティラミスを食べて
気分をあげていた僕としては、してやったり感ありました。


そんな感じで、一週間一人で楽しく過ごしました。
全てに感謝です。特に中国人。
電車の中でパニーニをくれて、ついでに電話番号まで教えてくれた
イタリア人のおにいちゃんにも一応感謝します。

日曜日に出国なので、今日パッキング始めましたが、
部屋が全くきれいにならなくてぞっとしています。
そして、その部屋でメガネが無くなり、かつ一つしか
コンタクトが無く、仕様がないので一つだけ入れウィンクをしながら
一日を過ごすという粋なことをしました。

徒然なるままに書かせていただきましたが、さようなら。

5 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

皆を代表していうけど、あんたスリにあう才能あるわよ

匿名 さんのコメント...

「日本の女子短大生6人、世界遺産の大聖堂壁に落書き…イタリア・フィレンツェ」
痛い、痛すぎるよ日本人・・・・・・(ノ∀`)もうフィレンツェ行けない。中国人と偽るしかない。
東京砂漠

匿名 さんのコメント...

やー感じ方も旅の仕方も人それぞれだなーと思ったよ(笑

メイクすればちゃんと日本人ってわかってもらえるよ!

tetsuya さんのコメント...

さわぴ
そめっこを教訓に乗り切りました。
名古屋に行ってお礼しないといけません。

東京砂漠
まじで。女子短ってとこがつぼだね。
地下鉄乗ってるとき、どうやって
イタリア人に見つかって、捕まえられたのか
想像してしまいました。

rije
イタリアがあまり好きじゃないって言う
勇気も必要かなと思いました。
てか、ネコのお腹に顔つけるなんて><
そして、亀仙人ネタ全く知りませんでした。

JoyToy さんのコメント...

楽しそうやね。
しかし、偽警察結構あっさりだね。